【インド】レーへの行き方
レー(Leh)はラダックの中心都市です。
ラダックはなんと言っても自然が素晴らしいです。
色んな国を旅した中でもベスト5に入るほど気に入っている場所です。
今回はレーへの行き方を紹介します。
*情報は2017.10月のものです。
手段:空路or陸路
【空路】
レーは陸の孤島なので大都市(デリーやスリナガル)から陸路でのアクセスは決して良くないです。普段陸路で移動することが好きな方であっても、時間を効率的に使うために検討する価値がある手段だと思います。
レー行きの飛行機が発着する都市は
デリー、ジャンムー、スリナガルです。
詳しくはSkyscannerをご覧下さい。
一番メジャーなルートがデリーから飛ぶ方法だと思います。デリーからですと、日本から直行便を利用すると乗り換え一回で行くことも可能です。飛行機の便数も一番多いです。ゴーエア、エア・インディア、ビスタラなどの航空会社が運行しています。とても近く感じますね。料金は片道4000円〜となっています。後述しますが、陸路での移動のハードさを考えると4000円〜なら安いと思います。
ジャンムーも便利ですね。特にアムリトサルやパキスタンに行かれる、から行くのでしたらわざわざデリーまで行かなくていいので楽です。
スリナガルもありです。レーからスリナガルへ陸路で行くとすると一日かかってしまうので時間がない人には有効かと思います。
ただ、ジャンムー&スリナガルは便数がデリー程恵まれていないので、タイミング次第でしょうか。タイミングが合えばラッキーです。
・空路のメリットとしてはなんと言っても時間です。デリーやスリナガルから1時間〜2時間で行くことができます。
・デメリットとしては、高山病です。どこの都市でも言えますが、レーは標高が3000mを超える場所に位置しています。レーへ空路で向かう場合は、高山病の症状が出る可能性はありますので、気をつけてくださいね!事前の対策は重要です。
【陸路】
陸路の場合、レーへアクセスできる都市は
マナーリー、カルギル、スリナガルの3都市なっています。
どこもバスやジープが走っています。電車では行けません。
一番メジャーなルートはマナーリーだと思います。
デリーから北上してマナーリー。数泊してレーへ向かう旅人が多いです。そのまま、北上してザンスカールに行ったり、スリナガルまで抜ける人も中にはいます。逆にスリナガル方面からレーに行く旅人には出会ったことがないですが可能です。スリナガルやカルギルからバスやシェアバンが沢山あります。運が良ければヒッチハイクでも行けます。
*デリー→マナーリーへの移動はこちらをどうぞ。
料金はバスの有無やシーズンによりけりですが、
マナーリーからレーまでジープで1800ルピー(約3000円)でした。バスが利用できればもっと安いと思います。
参考までにレー→スリナガルの料金は800ルピーでした。
レー→カルギル
byローカルバス
料金400ルピー
カルギル→スリナガル
byローカルバス
400ルピー
・陸路のメリットは旅情と景色が楽しめることです。一言で表現すると「絶景」です。
・デメリットは時間がかかることです。どこであっても半日以上はかかりますので。詳しくは後述します。また特にマナーリー→レーは高山病のリスクもあります。標高5000mの峠を3回超えるので苦しむ方もいらっしゃいます。実際、多くのブログで書かれています笑。体質もありますので気をつけてくださいね。
【私の場合】
陸路で行きました。
オンシーズンが6月〜9月と言われていまして、
私が行ったのが10月でしたので陸路で行けるか行けないか微妙でした。
空路で時間を短縮するより陸路での旅情と絶景を味わいたかったので、
陸路がだめでもデリーに戻って飛行機に乗ればいいっかと考え、取り敢えず、マナーリーに行って確かめました。
マナーリーのツーリストインフォメーションで聞いてみると、幸運なことに雪がまだ沢山降っていない+雪が積もっていないので道が綺麗(らしい)でしたので、その情報を信じて陸路で行きました。
しかし、ローカルバスはもう運行していませんでした。途中のケイロン(Keylong)までは走っているそうでした。
ローカルバスではいけないのでジープを探しました。しかし、なかなか見つかりません。旅行会社に聞くとジープがあるという会社もありますがないという会社もあり「詐欺の可能性もあると」ツーリストインフォメーションで言われました。実際とても安い1000ルピーとかで行くよと言う会社もありました。ツーリストインフォメーションによると、チケットだけ売って、人数を稼いで「今日は運行しない。明日は来て」という嘘がこのシーズン(10月)はあるそうです。ここはインドなのでね笑。
なのでツーリストインフォメーション経由でジープを探してもらいました。手数料は無料でした。人が集まり次第出発なので待つ覚悟で待ちました。2日間待ってゲットしました。
出発が夕方だったので景色はそれほど楽しめませんでしたが、それでも朝焼けはとっても綺麗でした。写真忘れました笑。オフシーズンで道も空いていて、予想以上に早く着きました。
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移動日:2017.10月上旬
移動手段:ジープ
出発場所:マナーリー・ツーリストインフォメーションセンター
到着場所:レーのバスターミナル
料金:1800ルピー
チケット購入場所:マナーリー・ツーリストインフォメーションセンター
所要時間:14時間(Manali PM6→Leh AM8)
ジープの本数(1日):不明。10月は少ないと思う。人が集まり次第。
設備など
WIFI:☓
トイレ:☓
エアコン:☓
移動快適度: ★5つで評価
混雑度:★★★★★
清潔さ:★★☆☆☆
その他
検問:なし
【インド】いつか住みたい場所・マナーリー
2017.10 マナーリー(Manali)
デリーからオンボロバスで17時間
バスの乗客はどんどん減っていきやっと足が伸ばせた!と思ったら
避暑地とハッパで有名なマナーリーに着いていました。
デリーと比べるととっても涼しくて空気が美味しいです。
山がとっても綺麗です。
マナーリー(Manali)は、標高2000mにある街。夏でも涼しく避暑地としてインド人にも人気があります(それでも35度まで上がる日もあるみたいです笑)。実際インド人率がめちゃめちゃ高かったです。行った時期が時期なだけに、その多さが目立ったのでしょうか。レー(Leh)やスピティ(Spiti)に行く玄関口としても訪れる人が多いので外国人向けの宿泊施設もたくさんあります。
マナーリーの第一印象は綺麗でした。日本の太宰府天満宮の参道や鎌倉の大通りを思わせるように賑わっている歩行者天国。
ゴミがとても少ないことに驚きました。街として美化意識が高いのでしょうか?詳しくはわかりませんが、泊まった安宿で会ったインド人ファミリーによると「インドの中でもクリーンな街で有名だよ!確かベスト5に入っていたよ」と教えてもらいましたね。信じてよさそうです。
また歩行者天国には靴磨き商人、耳掻き屋、アイスクリーム屋などが客引きをしていますが、デリーやバラナシのような押し売りはせず、とても平和で健全な商売をしていてここはインドか?と思ったほどです。
マナーリーは大きく分けて3つのエリアに分かれています。
①ニューマナーリー(街の中心。バスターミナルや観光案内所がある。)
②オールドマナーリー(欧米人に人気らしいです)
③ヴァシスト(温泉があり日本人宿もあります。長期滞在者が多い)
私が行ったのは①ニューマナーリーと③ヴァシストです。
一日目はニューマナーリーで過ごしました。客引きについていき、運良く一泊300ルピーwifiホットシャワー付きのダブルルームをゲットできたので今日は休むことに。ニューマナーリーはこれと行って見どころはありませんので、街をフラフラと歩きました。何でも揃います。バザールやマーケットもありますし。レストラン、服屋、スパイス屋、果物屋、雑貨屋、チャイ屋やお土産屋などなど生活に必要な物は大抵手に入りますね。チャイは美味しかったです。一人で飲むチャイは寂しいですが、歩行者天国沿いは座れるスペースがたくさんあるのでのんびり飲めました。でも景色はイマイチなので一泊して離れました。
2日目からはヴァシストで過ごしました。ヴァシストは小さい村。ニューマナーリーからは歩いて4キロほど。道中の道なりがとても気持ち良いです。バックパックを背負って歩く美しい風景は旅情をたっぷり味わえます。街は静かで落ち着いています。メインストリート沿いにちょこっとレストランやお土産屋があります。また、サフランが安く買えます。
ヴァシストの魅力は温泉があり、美しいヒマラヤの山々を望められることです。何より宿のベッドから見る朝焼けがとても美しいです。温泉に入り、山を眺め、ローカルの暮らしをゆったりと歩きながらひょこっと覗く。その繰り返しですが、心落ち着く場所ですね。ちなみに温泉は無料で入れます。
温泉は2つありました。ぬるい方と熱い方。ぬるいと言っても熱い笑。ツーリストが入ろうとして「熱くて入れないよ」という表情を浮かべ写真を取って帰っていくことが多々ありました。一度入ると慣れますが、体質もありますしね、、、。地元の人が昼間から温泉に入っていて、毎日温泉につかれるなんて羨ましいなと思いました。私は温泉好きなので、一日3回ぐらい入っていました。とても気持ち良かったです。さらに宿からたった徒歩30秒。30分ではありません笑。目と鼻の先にあります。素晴らしいロケーションです。
いつまでも泊まっていたい、沈没したいと思いました。が、なるべく早くレーに行かないと雪で道が塞がってしまうので渋々離れました、、、。ヴァシストから出ていく足が重いです。好きな街を出る時はいつもそうですね。いつかまた帰りたい場所ができました。旅をして良かった、また来ましょう。
インド人に「マナーリーに行ってくるよ」というと笑みを浮かべ口を揃えてイイね!と答えることが多いです。マナーリーの魅力にハマり移住した外国人(日本人もいます)とも出会いました。私もいつか住みたいです。では。
【インド】デリー→マナーリー バス移動
今回は旅の移動情報です 。
移動日:2017.10.
移動手段:バス(ローカルバス)
出発場所:ISBT
・ISBTへはデリー・メトロのカシミール・ゲート駅(Kashimiri Gate)から徒歩5分ほどでいけます。メトロの中に案内表示があるので、それを見て行けばたどり着けます。
到着場所:ニューマナーリー・バスターミナル
料金:683ルピー
チケット購入場所:ISBT
所要時間:約16時間
バスの本数(1日):複数あります。下の写真は当時の時刻表です。
・ちなみにケイロン(Keylong)行きもあるみたいです。ケイロンはマナーリー→レーの道なりにある街です。運行されているかどうかはわかりませんが。
設備など
WIFI:なし
トイレ:なし
エアコン:なし
移動快適度: ★5つで評価(★★★★★が最高)
混雑度:★★★★★
清潔さ:☆☆☆☆☆
その他
検問:なし
その他コメント
・乗り場は周りの人に聞けば教えてくれます。
・ISBTの周りにMacもありました。もちろんチャイも飲めます。
・チケットは当日行って買いました。売り場はバス乗り場の目の前でした。
・プライベートバスもあるみたいです。
・乗り心地はとっても悪いです。3人掛けシートの真ん中になってしまうと地獄です。暑いですし、私のスペースも取られる(隣の二人の体が当たりながら寝て過ごしました)おまけにデリーを出るまで渋滞に巻きまこれ、空気がとても悪いので不快感MAXでした。
・窓は基本空いていますので夜は寒いです。
・乗客は99%ローカルでした。外国人はいませんでした。
・休憩は3回ほどありました。
お金に余裕があればプライベートバスをおすすめします。
【インド】3回目のデリー〜心地の良いエリアを開拓!〜
2017.10 デリー(Delhi)
久々に日本を脱出しました。
就活も落ち着いたので、精神的に羽を伸ばして海外へいけますね。
さて、本題です。
これが3回目のデリーです。今までを振り返ると、、、
・初めてデリーに来たのは3年前(2014.3)。バンガロールから一ヶ月かけて陸路で北上する旅の終着点でした。
・2回目は世界一周中にやってきました(2016.2)。エベレストベースキャンプを断念したあと、コーチンからカニャークマリ、チェンナイ、コルカタと回ってインドの中でのゴールがデリーでした。
やっぱりデリーは思い出深い場所ですね。
いつもいつもパパールガンジ(メインバザール)周辺に宿を取っていたので、たまには違うエリアに滞在しようと思いました。
早速Booking.comで検索して良さそうな宿を探すと、見つかりました。
その名は「Hog Hostel」
・メトロの最寄り駅はNehru Placeです。だいたい徒歩10分ぐらいですかね。
・高級住宅街の中にある宿で21時頃になるとその地区の入り口の門が閉まるようになっています。で、そこにガードマンがいますでの安心感あります。ゴミも少ないですし、とっても静かです。
・300ルピーで朝食も無料でお代わり自由なのがとても魅力的です。
・Wifiはサクサク動きます。
・共有ルームは広々していて、アートもあってオシャレな空間ですね。いつまでもくつろげますね。
・ヨーロピアン・バックパッカーが大半ですね。沈没者多数でした。心地の良い宿の一つの特徴ですね。
この辺りのロケーションがとても良いですね。便利ですし、治安も良いですし、観光客相手のウザったいインド人が少ないのでのびのびと過ごせます。
メトロの最寄り駅Nehru Placeの駅中はまるで東京の駅のようにKFCだったりスタバなどのチェーン店も入っています。駅を出ると、映画館や活気のある歩行者天国になっている電気屋街があります。もちろん、1食20ルピーで食べれる安食堂や屋台もたくさんありました。
何より素晴らしいのは、のんびりとくつろげる大きな公園があるからです。緑が多い風景がデリーのような都会にあると本当に癒やされますね。ちょっと歩けば、ガイドブックで一度は見たことがあるような観光地もありますし(一枚目の写真)ちなみに無料では入れます。
両替所も聞いておきました。
宿からのんびり歩いて30分ぐらいのところにあります。
ドルやユーロであればほぼ正規レートで替えられます。私も替えてきましたがレートはとても良かったです。特に50ドル札100ドル札が強かったです。宿の人によると、両替商人たちもここで替えて利益を獲ているとか呟いていました(本当かはわかりませんがね、、、)
お待ちかねのチャイ。
味はまずまずでした。コップが現代を象徴していますね。
さて数日後、マナーリーへ出発します!
【インド】ラダック〜1ヶ月の海外一人旅へ〜
2017.10-11
インド・ラダックへの旅
就活が終わったら旅を再開しようと心に決めていました。
ついに縁があって、その時が訪れたました。
気になってしょうがなかった3つの場所のうちの一つ、ラダックへ行くことにしました。
もちろん、世界一のチャイも探しに。
【日数】
30日
【ルート】
東京→中国・上海→インド・デリー
→マナーリー→ラダック(レー、ラマユル、ヌブラ渓谷)→カルギル→スリナガル→ジャンムー→デリー
→上海→東京
【感想】
お楽しみに!
*当時の日記や詳しい移動情報などは順次書こうと思います!
世界一のチャイを探しに
2年前に世界一周を達成。その前後も、ちょくちょくっと海外一人旅をしています。
合計でだいたい11ヶ月で世界37カ国ほどバックパッカーで旅をしています。
旅をして色んな人に出会い、魅力的な風景を見て、本当に満足していますが、まだまだ満たされない欲があります。
それはチャイです!
11ヶ月で37カ国に行きましたが、滞在日数で言えばインド・ネパール・パキスタン・バングラデシュの南アジア周辺がその半分を占めています。
特にインドは4ヶ月ぐらい旅をしていて、「なぜそんなにインドが好きなの?」と良く聞かれますね笑
その理由は、、、チャイが好きだからです。
チャイのスパイス、甘さ、香り、チャイを作るチャイワーラーの皆様、、、
その魅力は一日あっても語り続けられるほど尽きません。
チャイの全てが好きです!
もう既に人生の夏休みは終わり、社会人ではありますが、短い休みを生かして
これからは世界一のチャイを探しに旅に出ようと思います。
よろしくお願いします!