【インド】ラマユルにちょっと寄り道。
2017.10 ラマユル(Lamayuru)
レーからラマユルへ
ラマユルは月の大地(Moon Land) で有名です。
レーで貰ったパンフレットに載っていたMoonlandのネーミングを見聞きして旅心をくすぐられました。
ロマンを感じますね。
一週間近く滞在したレーにお別れをして移動することにしました。
朝6時頃起きて、バスターミナルへ。バスターミナルへ向かうと日中賑やかなバザールでは住民らしき人たちが掃除をしていました。毎日続けられているのか決まった日にしているのかはわかりませんが、こういう風に街が綺麗にされているとこの街に余計に愛着が湧いてきました。
バスターミナルに着くと「Hello, how are you?」と話しかけられました。話を続けるとその旅人は中国から来たバックパッカーでした。彼もラマユルに行って、スリナガルまで行くと言うので一緒にラマユルに行く流れになりました。私も一応スリナガルまで行く予定でしたので。チャイをすすりながら話をしました。「俺は中国人だからパンゴンツォとかヌブラには行けない。だって、パーミッション取れないもん。インドと中国は領土問題抱えているでしょ。だから行ける場所は限られてしまうんだ。日本人のあんたはラッキーね」国籍によって見れる景色、見れない景色があることは決して嬉しいことではないですね、、、こういう問題は勿論私にはどうしようもできませんが笑。
ラマユルに着きました。青々したラダックブルーはラマユルでも楽しめそうです。まず、予想以上に長閑な場所でびっくりしました。村には売店が数店あるのみでレストランも営業していません。人の姿もまばらです。もうすぐ冬が始まるので既に温かい街に行ってしまったのでしょうか。店よりもGHの看板がよく目立ち、オンシーズンにはツーリストが沢山来るんだろうなと想像できます。まあこう感じるのも10月ならではなんだろうと思いますね。でも、のんびりしていて気に入りました。
宿に荷物を置き、ブラブラと歩きます。
寺へ行きました。
寺の写真はなぜか35mmレンズ一本で挑んでいた私には到底取れませんでしたので笑。景色を載せますね。入り組んだ谷にある村なので余計に広角レンズが欲しくなりました。
寺からの眺めは素晴らしいです。
ムーンランドと言われる理由がわかりました。今まで見たことのない不思議な景観です。
小さな丘に登ってみるとラマユル寺院と村が一望できました。
それから、幹線道路を歩いていくとラマユルらしい素晴らしい景色が見えてきました。
宿方向に歩いていくと寺院と青空が映えていました。
反対側に歩いていくと夕暮れと同時にムーンランドが近づいてきました。陽がどんどん下がっていくにつれてきれいな青空に変化していきました。世界中のどこでも夕焼けは美しいの一言ですが、ここは自然ともマッチしていました。これを絶景というんですね。
暗くなってきたので宿へ戻ります。帰り道はまるでTom WaitsのO'llがBGMで流れているかのような空気がありました。
翌日。
レーが恋しくなり戻ることにしました。当初は「ラマユルで寄り道してそのままスリナガルまで行こう。できればパキスタンも回ろうかな」と思っていたのですが、諸事情あって人生ゲームのように振り出しに戻りました笑。